ツバメの巣エキス(泰國燕窩)

  1. ツバメの巣とは
  2. 一般情報
  3. 製品規格

ツバメの巣とは

ツバメの巣(燕窩)は主にタイ・マレーシア・インドネシアの海洋に面した洞窟に巣作りをするアナツバメの唾液から作られるもので、その色により白・黄金・赤・黒の品種に分かれています。アナツバメは年に3回営巣を行い、一度使用した巣は二度と使いませんので、使用済みの巣は取り除かなければなりません。

現在の産地は下記のように分布されています。

インドネシア 80%
タイ 10%
マレーシア 8%
ベトナム 2%

ツバメの巣は古来中国では医薬食膳として身分の高い人でないと食せない非常に高級食材でした。現在でも、香港の中華レストランでツバメの巣のスープを食べると驚くほど高い請求が来ます。

その成分は主に高タンパク質、中性糖、複合糖タンパク(ムチン質)から成っており、複合糖タンパクを繋いでいるのがシアル酸であることは良く知られています。 ただ、このシアル酸は人の唾液、ミルク、蜂蜜等天然界に多く存在するものですが、その定量法が困難でなかなか確立できませんでした。

シアル酸とその効能

近年、シアル酸にインフルエンザの抗体性がある事が判明して以来、黄卵から安価に抽出できるようになり、医薬界では盛んに使用されていますが、健康食品の原料としては、シアル酸を含む、複合糖タンパク(ムチン質)にその保水性が有るとされ、香港ではツバメの巣を直接飲む、美容ドリンクに人気があります。

この複合タンパクにはEGF(ヒト上皮細胞再生因子)やFGF (繊維芽細胞成長因子)が含まれており、また非硫酸コンドロイチンも新たな研究対象になっていますが、天然素材のツバメの巣では、その原料の規格化は困難です。


一般情報

原料

ツバメの巣(Collocalia esculenta L.)

原産地

タイ

分布

全長10~15センチメートルの小型の鳥。南アジア・東南アジア・熱帯太平洋、オーストラリア北部の海岸や島に分布する。

成分

シアル酸、EGF及びFGFを含む複合糖タンパク(ムチン質)

採取地域

「泰國燕窩」に使用されるアナツバメ科の巣は、タイの海岸沿いの洞窟内にて採取される。
採取時期は年に3回と決まっており、タイ国最大手の1つである供給元と契約をした採取専門のプロが採取を行う。

アナツバメの宮巣とエサ

アマツバメ科の鳥には絶壁などに営巣するものが多いが、アナツバメ類は特に、洞穴内の壁に営巣するものが多いため、アナツバメの和名がある。岸壁に開いた洞穴内に集団で営巣する。
他のアマツバメ科の鳥同様、羽毛など空中で得られるの浮遊物を飛翔しながら集めて巣材とし、これを唾液腺から分泌される粘着質の分泌物で固めた巣を作る。

こだわりの品質

ツバメの巣の良し悪しはその形状で決まります。白色の手のひらサイズの半月形の製品が最上のものとされていますが、中華市場では非常に高値で取引をされており、弊社の製品はグレードCをタイ国の最大手の1つである製造供給元との提携により、独占的に仕入れ、健康食品の原材料としてご案内しています。
このように、良質の天然ツバメの巣を安定して供給することは、非常に困難で、それを可能にするのは弊社と現地供給元との信頼関係に成り立っています。


製品規格

製品規格書
製品名 泰國燕窩
(ツバメの巣酵素処理エキスFD粉末)
原材料名 乾燥アマツバメの巣、タイ産
色・形状 白色~淡黄色を帯びた白色粉体
香り・味 特徴のある風味
賞味期限 製造年月日より2年半、清潔で湿度の低い場所で保存してください。
構成成分
乾燥ツバメの巣酵素処理
(乾燥残分)
>15% 過熱乾燥法
シアル酸(N-アセチルノイラミン酸として) >3% Ehrlich法
デキストリン <80%
水分 <5%
特徴
狭窄物残存 製造工程上の濾過にて残存せず
溶解性 水に溶解する
粒度 50メッシュ全通
重金属類
重金属類 <20ppm 日本薬局法
ヒ素 <2ppm 日本薬局法
菌数
一般菌数 <3000/g 食品衛生検査指針
酵母・カビ <1000/g 食品衛生検査指針
大腸菌群 陰性 同上
梱包形態
梱包形態 1kg/アルミレトルト袋
表示例:ツバメの巣エキス
配合成分:デキストリン、ツバメの巣エキス末
製造工程